コスパ最強!【ニトリ】洗剤自動投入「洗濯機」の使い勝手をレビュー

2024年8月17日

昨年実家に戻って来てから洗濯は一階で両親と共同「日立」12年モノの洗濯機を使っていました

日当たりの良くない洗面所にあり、目に見えるところに黒カビがチラホラ、洗濯槽の中もおそらくカビだらけ

洗剤投入口は高齢+雑な「母」が長年使ってきただけあって、あちこち周りまでベタベタ・・

そろそろ「洗濯機買い替えたほうがいいんじゃない?」なんて話していたところ

2024年正月明けあたりからCMで「ニトリ」の洗剤自動投入「洗濯機」を頻繁に目にするように

次第に「洗剤自動投入」に惹かれはじめ他のメーカーも含め色々調べ出しましたが・・

価格が8kgサイズで「49990円」とは流石は「お値段以上」の鬼コスパだな〜と思い、買うならニトリと心に決め

ポイント大量ゲットの為に3月の「楽天スーパーセール」まで待って「楽天市場のニトリ」で購入

8kgサイズ

品番「NT80J1」

ニトリの洗剤自動投入「洗濯機」を使っていくうちに「良いところ」「悪いところ」

「気になった点」などもあったのでレビューしていきます



【良いところ】メリット

・洗剤の自動投入はめっちゃ楽

・値段が安い


【悪いところ】デメリット

・洗剤選びが難しい

・使う水量が多い(センサーがバカ)



ニトリ洗剤自動投入洗濯機の【メリット】

「洗剤の自動投入がめっちゃ楽」

ボタンを押すだけで洗濯が完了する事がこれほど良いとは

毎回、水量(センサー)を確定するまで待って、軽量カップで計って「こぼさないよう」に小さな投入口に入れて時々こぼして・・手間がかかる洗剤の拭き取り掃除

何気にやっていた事が意外とストレスだったと気が付きました

左が洗剤自動投入タンク(右が手動タンク)

洗剤タンク容量「420mL」柔軟剤「520mL」

通常の洗剤なら10回(水量42L)ほど、濃縮タイプを使えば20〜30回は継ぎ足しなしで洗濯可能です


「値段が安い」

節電や静音につながるインバーター式モーターが搭載されていて

洗剤自動投入の洗濯機で8キロ「49990円」は他のどのメーカーを見渡しても破格値です

値段で相手になるライバルは2024年3月現在いません

参考までにニトリの次に安いのは

ハイセンス「HW-DG80XH」69800円

東芝「ZABOON AW-8DP3」80000円

アイリスオーヤマ「OSH TCW-80A01」88800円

と言った感じです


ニトリ洗剤自動投入洗濯機の【デメリット】

「洗剤選びが難しい」

これがニトリの洗剤自動投入洗濯機の欠点かもしれません

洗剤、柔軟剤の量を三段階(多め・標準・少なめ)設定可能で私はどちらも「少なめ」を選んでいます

しかし、何回か洗濯をしているうちに洗剤、柔軟剤の匂いがめちゃくちゃキツい事に気が付き

説明書をよくよく見てみると洗濯機の考える「基準量」と私が使っている洗剤の「基準量」が合っていない可能性が浮上・・

※基準量とは水30Lに対する液体洗剤や柔軟剤の使用量のこと

この洗濯機は他のハイクラスモデルにあるような「洗剤・柔軟剤」の基準量を「数値」で設定する事ができません(一般タイプと濃縮タイプの設定は可能です)

説明書にも明記されていないのでおそらくこの「洗濯用洗剤の目安」を元に基準使用量を決めているものと思われます

分かりやすく30Lに表すと

一般タイプ・洗剤「30mL」柔軟剤「20.5mL」

濃縮タイプ・洗剤「12.6mL」柔軟剤「7.9mL」

私がこの洗濯機用に選んだ洗剤と柔軟剤

洗剤「アタック」使用量の目安「25mL」

柔軟剤「ランドリン」使用量の目安「15mL」

どちらも洗濯機の考える基準量より「5mL」ほど少ない事が分かります

つまり、投入量を「少なめ」に設定して洗濯しても目安よりも多くの洗剤・柔軟剤を投入して洗っている事になっている様です

「濃縮タイプ」に設定すれば「入れ過ぎ」は回避できるものの、今度は少な過ぎる問題が出てきます

洗剤の場合・基準量「25mL」に対して入れるのは「12.6mL」と半分の量

柔軟剤の場合・基準量「15mL」に対して入れるのは「7.9mL」こちらも半分に近いです

いずれにしても私の持っている「洗剤柔軟剤」では丁度いい量の自動投入が難しい事が分かります


「他の洗剤メーカーで丁度いいのはある?」

洗濯機の設定で合わせられないのであれば、洗剤、柔軟剤を変えるしかないと思い探してみました

洗剤

花王「液体アタックシリーズ(25ml)」「濃縮アタックゼロ(10mL)」「自動投入用アタックZERO(6mL)

ライオン「液体トップシリーズ(25ml)」「濃縮ナノックス(10mL)」「自動投入用ナノックス「6mL」

P&G「液体アリエールシリーズ、さらさ、ボールド(30mL)」「自動投入用アリエール(10mL)

柔軟剤

花王「ハミング、フレア(10mL)

ライオン「ソフラン、アロマリッチ(10mL)

P&G「レノア(16mL)

※花王、ライオンに比べて「P&G」は使用量が多いです(液体が薄い)


ニトリの洗濯機「基準量」

一般タイプ・洗剤「30mL」柔軟剤「20.5mL」

濃縮タイプ・洗剤「12.6mL」柔軟剤「7.9mL」

こうして見てみると洗剤では「P&G」アリエール、さらさ、ボールドは丁度ピッタリ「30mL」

柔軟剤では「花王」「ライオン」製品「10mL」をチョイスし洗濯機の設定を「濃縮タイプ」にして「多め」にするのが一番近い量になりそうです

う〜ん、しかし折角「自動投入洗濯機」を購入したのに使用量の多い「一般タイプ」の洗剤を使うと補充の頻度が増えるし・・好きな香りの柔軟剤を使えないって言うのは大きなマイナス点・・

いずれにせよ、私の様に洗剤の量をきっちり測りたい人にとっては頭が痛い問題です・・


ニトリ洗剤自動投入洗濯機の【気になった点】

「使う水量が多い(センサーがバカ?)」

私の様にひとり分「普段着」と「仕事用」別々に小まめに洗濯派は要注意!

水量

「66L・62L・56L・38L・23L」

最初にもうちょっと「バランス」の良い設定ができなかったの?と言った印象

「66L」と「62L」って違いがある?って思ってしまいました・・

個人的には30L〜50Lあたりをもっと充実させて欲しかったです

まあ、8kgサイズという事で少量で洗濯する頻度は少ないと想定しているのだと思いますが・・


まあ、水量の問題は良いとして「センサー」は疑問

コースを「標準」にしてスタートボタンを押すと自動で洗濯物の量を測って水位を決定しますが

少ない洗濯物でも毎回「62L」「56L」が選ばれます・・

おそらく「40L」台がない弊害とこれまで使ってきた洗濯機(シャープ、ハイアール、日立など)と比べても使用水量(センサー)が多いのは間違いない

まとめ洗いをあまりしない私にとっては残念なポイントです


気になった点

「自動投入タンクから液漏れがある」

洗濯した翌日ふと洗濯槽を除いてみると

底に液体が付着しているのに気が付きました

液体の出どころを探していくと自動投入タンクを入れているボックスから伝って来ている様子

原因はタンクを押し込む際にしっかり置くまで入っていなかったようで自動投入経路の入口からちょっとずつ漏れていた洗剤が時間を掛けて底まで落ちてきていたようです

押し込んだ際に分かりやすい「音」がしない、隣の手動タンクには遊びがあり少し前に出ている様に見えるので、結構多くの人がやりがちがちなミスの様な気がします


※2024年4月15日追記・・

タンクをしっかり押し込んでも洗濯槽の底に洗剤の液漏れは発生中

私のモノが不良品なのか仕方がない仕様なのか、洗剤を変えたりして見て様子を見ています

液漏れの経路

やはり自動投入タンク奥の注入部から漏れて、それがつたって洗濯槽に落ちているようです



まとめ

ニトリの「洗剤自動投入洗濯機」

他のメーカーと比較しても安くコスパ抜群!

何より洗剤の自動投入で洗濯が思っていた以上に楽になり、時間の節約、ストレスの軽減に大いに貢献

新しい洗濯機は気持ちが良く早く洗濯したい気分にさせてくれます

ただ、「洗剤選び」の難しさや「水量設定」など作り込みの甘さがあるのも事実

一人暮らしの人やこだわりが強い人はもう少し頑張って上のクラスの「洗剤自動投入洗濯機」を購入したほうがより快適な洗濯ライフを送れそうな気がしますので、洗濯機選びはご慎重に!

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