日産【セレナ】C27型「プロパイロット」が止まらない!自動ブレーキの故障!?

2024年7月6日

2023年11月末に中古車で購入した

日産「セレナ」2016年式

C27型

総額99万8千円で購入

グレード「G」2.0

セーフティパックB

ガソリン・Sハイブリッド

プロパイロットも付いていて喜んでいたのもつかのも間

なにやら壊れているっぽい

納車されて高速道路で何度か使用

前の車を認識してちゃんとスピードをコントロールしてくれる時もあり

しかし、問題は下り坂

上の写真の様に前の車を認識してくれているにも関わらずどんどん速度を上げて前の車に突っ込んで行こうとする・・

しょうが無いので自分でブレーキ

また設定して平坦な道ではクルーズコントロールできている様に見えるも距離感は「ほんとにこれであってる?」と首をかしげたくなる場面も多々あり

はじめは、「プロパイロットってこんなもんなのかな」と

ACC(クルコン)に期待して購入したばかりだったと言うこともありショックを受けぬよう自分に言い聞かせていました

でも、何度かプロパイロットを使っているうちに

完全に故障していると確信

信号のある一般道でプロパイロットを使用

設定速度は50km

前の信号が赤になり先行車が止まっている状況でまだプロパイロットのカメラはまだ見つけられていない

近づくと先行車を認識

前の車との距離はまだ50mはあると思われます

一向に減速する気配もなく

どんどん近づき衝突軽減ブレーキが発生するアラームが鳴り出す始末

全くブレーキが掛かる気配も無いので自らブレーキを踏んで停止・・

こんな事が何度もあり

「自動ブレーキが故障していてプロパイロットも止まれないのでは?」

という結論に至りました


高速で登りの時に先行車との距離感をある程度コントロールできるのは「アクセルオフ」によるもの

きつい下り坂で設定速度を上回ってどんどん速度が上がって突っ込んでいきそうになるのは「自動のブレーキ」が効いていないからと考えると納得がいきます

ネットで色々調べると「ABSアクチュエーター」というものが悪く交換したら治ったなど見受けられましたが

一体いくら掛かるのかなと恐る恐る日産ディーラーに相談にいきました

ディーラーの見解は「コンピューターの診断では異常はみられず」

「ブレーキオイル交換とエア抜き」で治るかも

金額は1万5千円ほど

それで治らない場合は大掛かりな部品の交換で10万円以上掛かってしまう可能性もある

との事で「とりあえず1万5千円」で治らなかったらプロパイロットは諦めますと言い残し後日

2日間ほどセレナを預けて行った作業内容がこちら▼

ABSアクチュエータモーター

オートアクティブにてエア抜き

当初予定していたブレーキオイルの交換は

まだキレイという事で今回は必要なかったようです

掛かった費用は「9900円」



【作業完了後のプロパイロット】

ディーラーからの帰り道、渋滞が発生していたので早速使ってみると

設定30kmからノロノロ運転

恐る恐るブレーキを我慢すると「おお!?止まる!?」

何度やってもちゃんと止まります

時速50kmからの停止でも急ブレーキ感はありますが、ちゃんと止まってくれます

なるほどこれが本来のプロパイロットか

とりあえず1万円程度で直って良かったです



【まとめ】

今回の止まらないプロパイロットの故障は「エア」抜き1万円程度で直りましたが

色々な口コミをみていると「半年ほどで再発」したなどもあるので油断はできません

また、しばらく様子を見て変化があれば追記して行きたいと思います


今回何より一番ダメだと思ったのはプロパイロット使用中に止まらないという一番危険なトラブルにも関わらずエラーや警告画面が一切出ないこと

プロパイロットを過信しないと言う前提はもちろん理解していますが

例えば今まで止まってくれていた場面で、急に止まらなくなると言うのは考えただけでゾッとします

一度失ったプロパイロットへの信用は二度と取り戻せません

「基本常にブレーキは自分で」お陰様でプロパイロット使用中の事故は減りそうです・・