
ハイセンス HA-S40H2-W vs 三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-W
エアコン選びで悩みやすいのが、「本体価格の安さ」を取るか、「電気代の安さ・快適性」を取るかです。
今回は、14畳クラスのエアコンとして、価格の安さが魅力のハイセンス HA-S40H2-Wと、省エネ性能が高いプレミアムモデルの三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-Wを比較します。
※価格情報は2026年5月26日時点で確認できた販売情報、電気代は家電公取協の目安単価31円/kWhで試算しています。
比較する2機種
| 項目 | ハイセンス HA-S40H2-W | 三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-W |
|---|---|---|
| メーカー | ハイセンス | 三菱電機 |
| シリーズ | Sシリーズ | 霧ヶ峰 FZシリーズ |
| 主な畳数 | 主に14畳 | 主に14畳 |
| 電源 | 単相200V | 単相200V |
| 期間消費電力量 | 1,544kWh | 1,022kWh |
| APF | 4.9 | 7.4 |
| 省エネ基準達成率 | 74% | 112% |
| 価格目安 | 約69,800円〜 | 約299,880円〜 |
ハイセンス HA-S40H2-Wは、期間消費電力量1,544kWh、APF4.9と公表されています。
一方、三菱電機 MSZ-FZ4026S-Wは、期間消費電力量1,022kWh、APF7.4、省エネ基準達成率112%のプレミアムモデルです。
結論:短期ならハイセンス、長く使うなら三菱電機
最初に結論を言うと、購入価格をできるだけ安く抑えたいならハイセンス HA-S40H2-Wがおすすめです。
価格.comでは、ハイセンス HA-S40H2-Wの最安価格が69,800円として確認できます。
14畳用・200Vクラスのエアコンとしてはかなり安く、初期費用を抑えたい人には大きな魅力があります。
一方で、電気代・快適性・AI制御・長期使用を重視するなら三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-Wが有利です。
価格.comではMSZ-FZ4026S-Wの最安価格が299,880円として確認できます。
本体価格は高いですが、年間消費電力量が少なく、長く使うほど電気代の差が出ます。
年間電気代を具体的に比較
計算式は以下です。
年間電気代=期間消費電力量 × 31円/kWh
| 機種 | 期間消費電力量 | 年間電気代の目安 |
|---|---|---|
| ハイセンス HA-S40H2-W | 1,544kWh | 約47,864円 |
| 三菱電機 MSZ-FZ4026S-W | 1,022kWh | 約31,682円 |
年間電気代の差は、
47,864円 − 31,682円 = 約16,182円
つまり、同じ目安単価で計算すると、三菱電機 MSZ-FZ4026S-Wのほうが年間約16,182円安いという試算になります。
ただし、これはJIS C 9612:2013に基づく期間消費電力量からの単純計算です。
実際の電気代は、使用時間、設定温度、部屋の断熱性、地域、契約電力プランによって変わります。
本体価格差を電気代で回収できる?
本体価格の目安で比べると、次のようになります。
| 機種 | 価格目安 |
|---|---|
| ハイセンス HA-S40H2-W | 約69,800円〜 |
| 三菱電機 MSZ-FZ4026S-W | 約299,880円〜 |
価格差は、
299,880円 − 69,800円 = 約230,080円
年間電気代の差が約16,182円なので、単純計算では、
230,080円 ÷ 16,182円 = 約14.2年
つまり、電気代だけで本体価格差を回収するには約14年かかる計算です。
このため、「とにかく安く買いたい」「賃貸で数年使えればよい」「寝室やサブ部屋に使う」という人には、ハイセンスのコスパが高いです。
反対に、「リビングで毎日長時間使う」「冷暖房の快適性を重視する」「10年以上使うつもり」という人なら、三菱電機の高省エネモデルを選ぶ価値があります。
ハイセンス HA-S40H2-Wの魅力

ハイセンス HA-S40H2-Wの最大の魅力は、やはり本体価格の安さです。
14畳用・200Vクラスでありながら、価格目安は約7万円前後。
冷房能力4.0kW、暖房能力5.0kWのクラスで、基本性能を備えたスタンダードモデルです。
販売店情報では、機能として「パワフル冷暖」「どっちも解凍洗浄」「内部クリーン」「抗菌&はっ水フィルター」などが記載されています。
特に注目したいのは、室内機と室外機の熱交換器を清潔に保つ「どっちも解凍洗浄」です。
ハイセンス公式サイトでは、解凍洗浄機能により熱交換器の汚れを防ぎ、電気代の無駄を最大9%カットすると説明されています。
ただし、省エネ性能はAPF4.9、省エネ基準達成率74%なので、三菱電機のFZシリーズと比べると電気代は高くなります。
※ハイセンスの同じスタンダードモデルでよく似ている「HA-J40S2-W」というのがあります、主な違いは▼
・住宅設備ルート・通販向けモデル
・どっちも解凍洗浄「なし」※通常の内部クリーン機能のみ
・外気温「50℃対応」※HA-S40H2-Wは45℃対応
・上記以外の基本性能はほぼ同等です
三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-Wの魅力

三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-Wは、省エネ性能と快適性を重視したプレミアムモデルです。
期間消費電力量は1,022kWh、APFは7.4。
ハイセンス HA-S40H2-Wの1,544kWhと比べると、年間消費電力量が522kWh少ないです。
さらに、FZシリーズは「ムーブアイmirA.I.+」などの高機能センサーを搭載し、快適性と省エネの両立を狙ったモデルです。
三菱電機公式サイトでは、MSZ-FZ4026Sについて「キモチを見つめて空気を整える。次世代プレミアムモデル」と説明されています。
価格は高いですが、リビングなど使用時間が長い部屋では、電気代・快適性・暖房力の面で満足度が高くなりやすいモデルです。
どちらを選ぶべき?
ハイセンス HA-S40H2-Wがおすすめの人
ハイセンスがおすすめなのは、次のような人です。
| おすすめの人 | 理由 |
|---|---|
| 初期費用を抑えたい人 | 本体価格がかなり安い |
| 賃貸住宅で使う人 | 長期回収より購入価格の安さが重要 |
| 使用時間が短い部屋に設置する人 | 電気代差が出にくい |
| シンプルな機能で十分な人 | 基本機能中心で選びやすい |
特に、寝室・子ども部屋・サブリビングなど、使用時間が限られる部屋なら、ハイセンスのコスパはかなり魅力的です。
三菱電機 MSZ-FZ4026S-Wがおすすめの人
三菱電機がおすすめなのは、次のような人です。
| おすすめの人 | 理由 |
|---|---|
| リビングで長時間使う人 | 電気代の差が出やすい |
| 省エネ性能を重視する人 | APF7.4・省エネ基準達成率112% |
| 快適性を重視する人 | センサー制御や気流制御が充実 |
| 長く使う前提の人 | 高価格でも満足度を重視しやすい |
毎日長時間使うメインエアコンなら、三菱電機の省エネ性能は大きな武器になります。
まとめ
今回の比較では、本体価格の安さではハイセンス HA-S40H2-W、省エネ性能では三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-Wという結果になりました。
| 比較ポイント | 勝ち |
|---|---|
| 本体価格の安さ | ハイセンス HA-S40H2-W |
| 年間電気代の安さ | 三菱電機 MSZ-FZ4026S-W |
| 省エネ性能 | 三菱電機 MSZ-FZ4026S-W |
| 初期費用の安さ | ハイセンス HA-S40H2-W |
| 長期使用の満足度 | 三菱電機 MSZ-FZ4026S-W |
年間電気代の目安は、ハイセンスが約47,864円、三菱電機が約31,682円。差額は年間約16,182円です。
ただし、本体価格差が約23万円あるため、電気代だけで差額を回収するには約14年かかります。
そのため、結論は次の通りです。
安く買うなら、ハイセンス HA-S40H2-W。
長く快適に使うなら、三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-FZ4026S-W。
とくにリビング用なら三菱電機、寝室やサブ部屋ならハイセンスという選び方が、現実的で失敗しにくい選び方です。

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